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2021年度Aセメスター自主ゼミ紹介

2021年度Aセメスターに開講される自主ゼミの紹介を公開しました。詳しくはこちら。pdf版はこちら

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2021年度Aセメスター自主ゼミ紹介

2021年度Aセメスターに開講予定の自主ゼミを以下に紹介します。自主ゼミならではの授業や、現在では貴重な対面の機会もありますので、ぜひ参加をご検討ください。

また、シラバス風自主ゼミ紹介のpdfを作成しましたので、ぜひダウンロードしてご覧ください。(内容はこのページのものと同一です。)

2021A自主ゼミ シラバス

東大で性教育を学ぶゼミ(集中/オンライン)

このゼミでは日本の性教育や避妊の問題に取り組む #なんでないの プロジェクト代表の福田和子さんを講師にお迎えし、従来の「性教育」の枠組みを超えた、国際スタンダードのカリキュラムに基づく包括的性教育を実践します。いわゆる知識の獲得(インプット)だけではなく、安全な環境のもとでの参加者間のディスカッションや、グループに分かれそれぞれが決めたテーマについて深く取り組むワークショップ(アウトプット)を行います。
【ゼミの到達目標】
①性に関する正しい知識を獲得すること
②自他の健康やウェルビーイング、人権を尊重しながら、人間関係を築いたり、社会に携わるスキルを体得すること
③自分らしい意思決定や生き方をできるよう、自他をエンパワーメントすること
【日程・形態】(1/12更新)
ガイダンス:1/19(水) 19:00-20:30
ガイダンスZoomリンク:https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/j/82341567250?pwd=VXlBWkt6QnRVZFk2b1VNelpoY2J2QT09
ミーティングID:823 4156 7250
パスコード:214962
授業:2/7-2/10の3-5限
授業Zoomリンク:受講者にメールで案内
【申込方法】
以下の申込フォームよりガイダンスをご視聴の上、お申し込みお願いします。
申し込みフォーム: https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfZ7dpB2wYlf-XLJcZGN4M72iUIS5TyxwCKkrei27QTjy_AzA/viewform?usp=sf_link
ガイダンス後日視聴リンク: https://youtu.be/qFcpj86g_tU
〆切: 1/28(金)
【備考】
・初回ガイダンスのリアクションペーパーを以て受講希望届としますが、受講希望人数によっては、抽選をする可能性があります。
・学部1,2年生の希望を優先させていただきますが、人数に余裕がある場合は学部3,4年生・大学院生の方のご参加も歓迎します。
【詳細】
皆さんは性教育と聞いてどんなことを思い浮かべますか?
「なんだか敷居が高いなぁ」「性教育ってなんだか怖い」「今さら恥ずかしい」――そう感じる人も多いかもしれません。
日本における性教育は主に性感染症や想定外妊娠の防止などに重きが置かれることが多いですが、国際的には、ジェンダーやセクシュアリティ、人権に関する内容も含む「包括的性教育(Comprehensive Sexual Education)」が主流になりつつあります。そして、その国際的スタンダードとしてUNESCOをはじめとする国連機関が『国際セクシュアリティ教育ガイダンス』(以下ガイダンス)を定めています。
ガイダンスでは、対象が5歳から18歳以上まで4段階に分けられ、それぞれの年齢で必要なスキルや考え方を様々なワークを通して身につけていきます。その中身はいわゆる「性」に関することだけでなく、家族にはじまるあらゆる人間関係の中で自分らしくあれる力、「女なら」「男なら」「彼氏なら」「彼女なら」といった様々な社会的プレッシャーがある中でも自分のウェルビーイングを実現する力など、大学生でも眼から鱗の学びごたえがある内容になっています。
当ゼミでは知識のインプットだけでなく、ディスカッションや様々なワークを通して、ガイダンスに基づく包括的性教育を実践していきます。
予備知識は不要です。「そもそもジェンダーってなに?」という人はもちろん、「〇〇ならこうあるべき」という枠組みになんとなく息苦しさを感じている人、上手く言語化できないけど、中学・高校の性教育にモヤモヤしている人、世界の性教育に興味があるという人も大歓迎です。
一緒に学んでいきましょう!あなたの参加をお待ちしています。

とっとこジェンダーゼミ〜周縁からのフェミニズム〜(月曜6限/オンライン)

◆とっとこジェンダーゼミって?
東大のジェンダー系サークルTottoko Gender Movementが主催するゼミです。さまざまな講師をお呼びして、ジェンダー・セクシュアリティの問題の中でも「周辺」に置かれがちなテーマや社会運動に関する講座を実施します。
国籍、人種、民族、宗教、ジェンダー・セクシュアリティ、障がい、年齢、収入など、様々な属性や、そういった属性による差別は複雑に交差しているという視点をインターセクショナリティと言います。当ゼミでは、学生がジェンダー・セクシュアリティの問題の中でも「周辺」に置かれがちなテーマや社会運動に関する講座を受講することを通し、このインターセクショナリティの視点に基づいてジェンダー問題や差別について取り組めるような社会変化を起こすための知識を得ることを目指します。
◆講義の概要
参加する学生は、基本的な知識と社会運動(実践)の両方を学んだ上で、それぞれ興味のあるテーマを選んでグループワークを行い、学びを深めていきます。具体的なテーマとしては、「性犯罪の刑法改正」、「トランスジェンダーとフェミニズム」、「資本主義とフェミニズム」などを予定しています。
◆Tottoko Gender Movementについて
私たちは、大学から性差別や性暴力をなくし、ジェンダー平等なキャンパスを実現することを目指して活動する、東京大学の学生・大学院生による学内サークルです!これまで、性的同意に関するパンフレットの配布、性的同意について知るためのビデオ教材の作成、文化祭への出展による情報発信など、多くの場で性暴力をなくそうというメッセージを発してきました。
ジェンダーやフェミニズムに興味がある人、社会運動に関わりたい・活動を立ち上げたい人など、大歓迎です。私たちと一緒にジェンダーやセクシュアリティについて考えてみませんか?
9月の後半に自主ゼミのオープニングイベントを開催予定です!興味のある方はTwitter(@GenderTottoko)・Instagram(@tottokogendermovement)をチェックしてみてください。
*Zoomリンク
https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/j/84463528231?pwd=QjJSc1BRZ2dWTXpKTFRGN2tjZ283QT09
ミーティングID: 844 6352 8231 / パスコード: 078785

国際化を読み解くゼミナール(水曜5限/対面@1号館102教室)

須田ゼミでは,毎年,グローバリゼーションや国際化の進展が私たちの社会に及ぼす影響を研究テーマの軸に据え,その影響の問題点を探究し,次の社会のあり方を見据えることを目標にしています。
2021年度の須田ゼミでは「気候正義」をテーマにいたします。気候変動による問題が既に地球の様々な地域で生じています。これに危機感を抱いた多くの若者たちが,「気候正義」の名の下に,気候変動問題の解決に向けた取り組みを直ちに行うよう求めるべく立ち上がりました。
そもそも,この「気候正義」という言葉がどのような概念であり,どのような背景から生まれたものなのでしょうか?今年度の須田ゼミではこの「気候正義」の概念を探るところから出発いたします。
「正義」という言葉の裏には,何らかの「不正義」,「不公正」の存在が隠れています。それは,先進国と発展途上国との間の不公正なのかもしれませんし,あるいは,経済成長の恩恵を受けた大人世代と変動した気候の中でこれから生きなければならない若者世代との間の不公正なのかもしれません。そうだとすると,「気候正義」と経済は密接不可分の関係にあります。
グローバリゼーションで,人,モノ,お金,サービスが自由に国境を越えていくようになりましたが,ヨーロッパを中心に「気候正義」の観点から「飛び恥」という言葉も出てきました。自由な移動,ひいてはグローバリゼーションを「気候正義」の観点から評価し直すことには重要な意義があると考えられます。そのため,須田ゼミでは,グローバリゼーションとその気候変動問題との関係性を探究していきます。
グローバリゼーションは,1980年代末に冷戦が終結した後,一気に進展し,多くの国に経済成長をもたらしました。グローバリゼーションは,経済成長のための手段だったのです。他方,経済成長とは,地球のより多くの資源を利用することにもつながります。これが地球環境や気候に及ぼす影響についても探究していきます。
このような経済成長と地球環境や地球の気候との関係性を考えさせる1つのきっかけにもなったのが,新型コロナウイルスでした。ロックダウンによる経済の停滞は,地球環境や気候変動にどのような影響を及ぼしたのでしょうか?
このように,新型コロナウイルス問題をきっかけに,経済システムと気候変動の問題を改めて研究すると,持続可能な地球を達成するために,どのような社会システムが必要なのかを見出す必要性があることが分かります。今年度の須田ゼミでは,「気候正義」を手がかりに,これまでの社会のパラダイムを再検討した上で,持続可能性の観点からどのような社会システムを構築すべきかを追求していきます。
学生の皆さんには,須田ゼミを通じて,気候変動問題,グローバリゼーション,さらには経済システムの基礎的な理解し,来るべき社会のあり方を提言することを目標にして欲しいです。
皆さんの参加を心よりお待ちしております。

未来プロジェクト〜社会情勢を思考する力とイノベーション〜(金曜5限/ハイブリッド@1号館103教室)

原理的・本質的な思考を学び、複雑化する社会情勢を量的質的な分析を用いて紐解くとともに、その中に含む社会問題をプロジェクト創出という手段で解決することを目指して活動しているゼミです。授業では情報と構造的思考、そしてビジネスデザインを学びながら、デザイン・プログラムを学ぶ学生に分かれ、実際に新しいサービスを基礎から作っていきます。
複雑化する社会情勢の中で社会を読み解き、社会問題解決のための情報を分析する能力をつけるために、以下の分野の基礎知識を教わります:①情報機能学②現代マーケティング論③政治経済の裏側④ビジネスデベロップメントの作法⑤イノベーションデザイン⑥半導体・テクノロジー。当ゼミでは、知の根幹である『本質』に回帰し本物の価値を理解・想像できるような人間の育成を目指しています。講師にはイノベーションデザインと思考力の育成、プロジェクト創出型の教育プロジェクトを主に手掛けておられる伊藤先生をお招きしています。今セメスターでは実際にプロジェクトを作り上げ社会に実装することを目指しており、原理に基づいた価値の仕組みを、講師を交えた生徒同士の議論によって創造する予定です。授業は毎週対面で行なっています。デザイナー・プログラマーの学生代表らと新しい仕組みを考え、実際に実装していく内容に挑戦したい方の参加をお待ちしております。
*Zoomリンク:https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/j/6299541470
ミーティングID: 629 954 1470

障害者のリアルに迫る(木曜5限/ハイブリッド@1号館108教室)

ゼミの趣旨は「タブーなく語る」です。つまり、障害者の「ありのまま」について、障害の当事者やその関係者からの話を聞き、障害を巡る色々な問いについて考えることを目指します。そして、それらを通して、「障害」や「障害者」について、これまで持っていた固定観念を打破し、タブーなく人間のリアルに迫ります。また、身体障害や精神障害といった一般的によく知られている「障害」だけでなく、依存症者や性的マイノリティなど、広い意味で生きづらさを抱える人々に目を向けながら、受講生に一方的に知識を教えるのではなく、「障害者」が抱える問題に触れる中で生まれる様々な疑問や悩みについて、時には自分自身の問題と照らし合わせたり、ありのままの自分と向き合ったりする中で、一人一人が自由に考えることのできる場所を目指します。
大学生・大学院生限定です。(東大生以外も参加歓迎です)
資料共有のため、関心のある方は一度ゼミのアドレス(thinkdisability.seminar@gmail.com)宛にメールをいただきたいです。
*Zoomリンク
https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/j/89297564135?pwd=VGFiUDNXS291bnE4OUE0ZHBKVnF2Zz09
ミーティングID: 892 9756 4135 / パスコード: 519552

 

未来シナリオとリーダーシップ〜国内外情勢の分析とイノヴェーション〜(水曜4限)

このゼミでは、
(1)情報リテラシー(information literacy)の基礎を学び、
(2)次に具体的な国内外情勢を題材にとりながら、その分析手法の実践を修得した上で、(3)これらに基づき短期・中期・長期の未来シナリオを作成すると共に、
(4)そうした未来シナリオの現場における実践の結果としてイノヴェーションをもたらすためのリーダーシップの実際について体験的に学んで行く。
とりわけこの情報リテラシーを用いて選定する社会事象間の相当因果関係が現代の我が国において大きな課題となっている人工知能(AI)の社会実装化に際して必須な「説明変数」のより精緻な選定とそれを通じた効率的な機械学習の実施にとって必要不可欠であることを十分認識しながら学ぶことを一つの目標とする。
その上でまずは未来シナリオを作成するための基本的なフレームワークを概念的に学習し、それに基づき今度は「定点観測」と「比較」を意識しながら、インターネット上に溢れる様々な公開情報(open source)として流布されている単なるデータ・情報から意味(intelligence)を読み取る技術を毎回課される課題を通じて修得する。
以上の日々の実践をベースにしながら、かつリスク・マネジメント論の最前線で語られる「適応性無意識(adaptive unconscious)」をも用いつつ、まずは直感的な因果関係のイメージとしての未来シナリオを作成する。
次のステップとして組織・集団をリードするための具体的な手法(コミュニケーション技術、マネジメント技法、評価方法等)をも学ぶことで、総じて「1+1>2」という付加価値を社会に対して創り出せるようになることを目標に学びを深めて行く。
初回授業は10月6日(水)四限に開催されます。説明会を9月24日、29日に開催しています。ご興味ある方はこちらのフォームの記入をお願いします。初回授業に参加される方も記入ください:
*初回授業参加+説明会申請フォーム
https://firebasehostingproxy.page.link/198886819888/forms.gle/erU5tMmpH2dcTuYW8
以下SNSでは課題図書や前回ゼミ受講者によるゼミの魅力の紹介を行なっているので、ご参考に:
*「原田ゼミ」Instagram
https://instagram.com/iisia_seminar?r=nametag
*「原田ゼミ」Twitter
https://twitter.com/88J089c0PL4zCzD
*Zoomリンク
https://us02web.zoom.us/j/81473055955?pwd=cWNaYjVwd3h0YVdXTUNtRm1DdW1sQT09
ミーティングID: 814 7305 5955 / パスコード: 881747

 

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