2022年度Aセメスター自主ゼミ紹介

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2022A自主ゼミ

今セメスターに開講される自治会公認の自主ゼミは以下の3つです。皆様奮ってご参加ください。

シラバスはこちらをご覧ください。

国際化を読み解くゼミナール

【日時】水曜5限(10月5日から計13回)

【場所】145教室

【開講形態】2回目のみオンライン、その他の回(初回含む)は対面

今年度のゼミでは、2022年2月に発生したロシアによるウクライナ侵攻を契機に、国際社会が直面する2つの問題をテーマに取り上げる。
1つは、民主主義の未来についてである。ロシアによる侵攻を受け、民主主義体制の国の多くがウクライナを支援し、ロシアへの制裁に参加した。しかし、国連はロシア自身が常任理事国であり、かつ、多くの加盟国がロシアへの制裁に消極的な実態があるため、民主主義国が主導する形での国際秩序が描きにくくなっている。このことを契機に、民主主義体制の将来について考えることとする。
もう1つは、エネルギー問題である。ロシアは世界有数の資源大国であり、特に欧州の民主主義各国の中にはロシアの原油や天然ガスに依存する国も多くあった。今回のロシアによるウクライナ侵攻を受け、EUはロシアへのエネルギー依存からの脱却を試みているが紆余曲折もある。また、日本も侵攻によるエネルギー問題とは無縁ではいられない。そこで、ウクライナ侵攻に伴うエネルギー問題を概観し、エネルギー問題へのあるべき対応を研究する。
いずれのテーマについても、学生発表の機会を設ける予定である。

「障害者のリアルに迫る」ゼミ

【日時】木曜5限(10月6日から計13回)

【場所】113教室

【開講形態】初回のみオンライン、その後はハイブリッド

このゼミでは、「障害」を、身体障害や知的障害、精神障害といった一般的によく知られ、イメージされるような「障害」に限らず、依存症や性的マイノリティなど、広い意味での様々な生きづらさとして考える。毎回、さまざまな生きづらさを抱える当事者の方やその支援者、研究者の方などにお越しいただき、ご本人のライフストーリーをお話いただく。その語りを聴く中で、ゲスト講師自身のことを知り、考え、「障害」や「障害者」についてこれまで持っていた固定観念を意識したり、一度そこから離れる瞬間が生まれたりするような場を目指す。ゼミのスローガンである「タブーなく語る」は、「障害」・「障害者」の「ありのまま」について、当事者やその関係者からの話を聞き、障害を巡る色々な問いについて考えること、自らの中に生まれた考えや気持ちに立ち止まって考え話し合えることを目指すという思いを込めたものである。また、他の多くの授業のように受講生に一方的に知識をインプットするのではなく、「障害者」が抱える問題に触れる中で生まれる様々な疑問や悩みについて、時には「授業を聴く大学生」の立場をこえて自分自身の問題と照らし合わせたり、ありのままの自分と向き合ったりする中で、一人一人が自由に考えることのできる場所を目指す。その際、パーソナルなストーリーや意見を共有することを強要されず、気分が悪くなったらいつでも退室できるといった受講生にとって安全な環境をつくることにも注意を払っている。 総じて、障害福祉の分野の専門家を育てることよりも、受講生がさまざまな生きづらさに触れる中で考え、悩む機会を設けることでより深く自身のことを知り、また、さまざまな人の立場に立って物事を考えることができるようにするきっかけとなる場を目指している。

食文化理論

【日時】火曜5限(10月4日から計13回)

【場所】108教室

【開講形態】初回のみオンライン、その後は対面。

zoomリンク:https://us02web.zoom.us/j/86050358518?pwd=dGxoUk5xUDZtbjBvdnhLY1piSWhDUT09

(10/4  zoomリンクが誤っていたため修正いたしました)

このゼミは社会人になってからも役立つことはもちろんですが、食というキーワードで学ぶ講義はどれも自分自身の健康のためにも一生役立つゼミです。具体的な講義としては、食文化の歴史や郷土料理といった日本においての食文化の成り立ちからスタート。未成年の学生には未知の世界のお酒の講義。特にワインや日本酒といった醸造の世界は必ず学んでおいた方が今後色々な食のシーンで役に立つこと間違いなしです。講師はバーテンダーの技術も取得しているのでそのほか洋酒やカクテルなどについても学ぶことができます。
また、スパイス&ハーブについて興味のある方には、効能や使い方や組み合わせ方などが学べるほか、健康に役立つ知識も得られます。健康という点では薬膳料理のことも詳しく学ぶことができます。
また、講師はチーズに関してもチーズソムリエとしての資格もあるので詳しい知識が得られるほか、実際に試食しながらチーズについて学べるところがこの授業ならで面白さでしょう。
そのほか、器やカトラリー、テーブルマナーなど一般社会に出てからも食のシーンで役に立つ講義が一杯です。ちなみの今年の器の授業は日本の民芸の器について詳しく学ぶため、大学の近くにある日本民芸館に直接出向き生活に根付いた美しい器について詳しく学ぶ予定です。
さらに毎年、ゼミにはその道に精通した専門家もゲストに。今年は、世界中からコーヒーを買い付けているコーヒーのスペシャリストと紅茶のスペシャリストの方に講義をしていただく予定です。
講師は各種資格取得をしている食のプロフェッショナルであり、飲食店も経営しているので調理に困ったときには色々な調理技術や盛り付けの手法なども教えてもらうこともできます。また、内閣府の地域活性化伝道師として食を通しての全国のまちづくりにも着手しているので、地方の地域おこし等に興味のある方は色々と相談できます。
とにかくこのゼミは一生の財産にできる知識を得ることができます。自身の健康のためにも食に興味のある方はぜひ受講をおすすめします。

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