能登半島における地震災害及び羽田空港における航空機衝突事故による帰京が困難な学生に対する措置に関する要望書

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平素より、学生生活の改善に御尽力いただき誠にありがとうございます。

2024年の新年、1月1日に、石川県能登半島で震度7を記録する大規模な地震が発生しました。この地震により、3万人超もの人々が避難を余儀なくされ、避難生活を送っています。また、現地では余震が続いており、今も安心できる状況にはありません。

東京大学教養学部前期課程には6,632人もの学生が在籍しており、その規模から考えると、震災による避難生活者の中には年末帰省中の本学部の学生も含まれている可能性は非常に高いと考えられます。さらに、避難生活者としてではなくとも、旅行や帰省などの目的で当該地域に滞在しており、地震による交通インフラの被害などにより、東京への帰還が困難な状況にある学生も一定数存在すると考えられます。

また、1月2日に発生した羽田空港での航空機衝突事故により、羽田空港が一時的に使用できなくなったことで、様々な交通手段において混乱と障害が発生しています。この交通インフラの混乱により、東京への帰還が難しくなっている学生の存在も考慮されるべき状況となっています。

これらの学生は非常に苦しい状況に置かれており、授業への出席や大学への通学が困難であると考えられます。つきましては、本件に関しまして、別紙の通り質問及び要望を行いますので、迅速かつ誠実なご対応をいただけますと幸いです。何卒、よろしくお願いいたします。

別紙記載内容

1.    能登半島における地震災害及び羽田空港旅客機衝突事故による教養学部前期課程に所属する帰京困難な学生に対しなんらかの措置を講じるか質問する。

2.    教養学部前期課程に所属する学生に対し以下の措置を講ずるよう要望する。

一.    能登半島における地震災害及び羽田空港旅客機衝突事故による教養学部に所属する帰京困難学生について2024年1月4日から1月12日の授業期間において授業内外で課される課題の提出並びに出席の有無を成績に算入しないよう、全教員に通達すること。

二.    一について、その技術的取り扱いが難しい場合、第2項の一に示された期間に実施される授業においては、本学部に在籍する学生全員の平常点について配慮を行うよう、全教員に通達すること。

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