4月21日に開催された第150期自治委員会第一回会議にて、「アカデミズムと包摂性に立脚してX依存を脱する決議」が議決されました。

1. 本会は、本会の活動と存在の意義の一として「学問の自由」の理念があることを改めてここに確認する。

2. 本会は、本会の活動と存在の意義の一である「全構成員自治」の理念が、こんにちの言葉でいう「DEI」の理念と相互に通底したものであることをここに確認する。

3. 1および2を踏まえて、本会は、SNSプラットフォーム「X」(旧「Twitter」。以下、単に「X」)の運用にあたって、本会理事会が中心となって、以下の各号に定める対応をとる。
a. Xにおける現在の運営体制および運営状況ならびにその背景に見受けられる思想が、前2条で確認した本会の理念に沿ったものであるか否かをよく精査・検討し、その結果を踏まえ適切な対応をとる。
b. Xに加えて、機能的にXに類似したX以外の媒体を用いて本会の情報を発信することを検討する。
c. 前号における媒体の選定にあたっては、その媒体における運営体制および運営状況ならびにその背景に見受けられる思想が、前2条で確認した本会の理念に沿ったものであることを重視する。
d. 新たな媒体で本会の情報を発信することを決定した際には、経緯および背景にある本会の立場も含め、本会ホームページその他の広報媒体等により適宜周知する。

4. 前条aおよびbにおける検討の結果は、次の各号に掲げる学生自治団体に共有する。
a. 駒場祭委員会
b. 五月祭常任委員会
c. 学生会館委員会
d. 東京大学教養学部オリエンテーション委員会
e. 東京大学教養学部学友会