全駒場集会が6月20日に駒場13号館1313教室で行われました。駒場の学部生・大学院生を中心に、約50人の学生が集まり、各団体の代表者、学生有志、並びに阿古先生、國分先生、市野川先生、隠岐先生など教員の方々からもスピーチがありました。そのほか、「総長対話」への向き合い方や今後の戦略についての活発な議論も行われました。今回の集会で決議されたものは以下の通りです。全駒場集会は駒場決議を採択する。
1. 今回の授業料値上げ検討の取止めを求める。
2. 学生に大きく関わる決定に携わることは学生の権利であることを確認する。
3. 「総長対話」を総長と学生とが対等に交渉できる場とするよう求める。
4. 学生側との継続的な交渉に応じるよう総長に求める。また、全駒場集会は上記の決議に付帯する決議を採択する。
1. 全駒場集会は、現在本部で検討されている授業料値上げは、たとえ2025年度からの値上げが見送られたとしても、駒場決議の要求は満たされないことを確認し、検討の白紙撤回を求める。
2. 全駒場集会は、授業料値上げの検討の最初の段階に学生が入っていないことから、大学の意思決定プロセスから排除されていることが明らかとなったことを確認し、今後の授業料値上げに関する議論の前段として、多様な学生の意見を反映させるための具体的な対策を全学的に検討する必要性を訴える。
3. 全駒場集会は、第2項にある「多様な学生の意見を反映するための具体的な対策」として、各学部学生自治会の再建を掲げる。
3-2. 全駒場集会は、総長交渉を勝ち取るために、全学的に各学部学生自治会の再建を呼びかけるとともに、その帰結としての東京大学学生自治会中央委員会の再建を目指す。
3-3. 全駒場集会は、駒場Ⅰキャンパスにおける後期課程生及び大学院生の学生自治会再建のために行動する。