駒場キャンパスでは2022年8月以降、何者かによって立て看板が破壊される事件が相次いでいます。

具体的には以下のような事案が発生しました。 

  • 殴る、蹴るなどして穴を開けられる
  • ホッケーのスティックのようなもので叩かれる
  • ベニヤ板を木枠から剥がされる
  • 真二つに割られ、駒場池に投棄される
  • 重石用のポリタンクが盗まれる
  • アイスピックのようなものでポリタンクに穴を開けられる

殴る、蹴るなどして穴を開けられ、ポリタンクを倒された立て看板(撮影・広報局長 若原瞭)

↑殴る、蹴るなどして穴を開けられ、ポリタンクを引き倒された立て看板(2022年8月、101号館裏)

学生自治会による警告文添付後も破壊が続いた(撮影・広報局長 若原瞭)

↑学生自治会による警告文の添付後も、破壊行為は続けられた(2022年9月、101号館裏)

真二つにされた上で駒場池に投棄された立て看板。(撮影・広報局長 若原瞭)

↑1号館前ロータリーに設置されていた立て看板が真二つに破壊され、駒場池のそばに投棄された(2022年10月、駒場池付近)

立て看板規則は第9条で「前条の場合を除き、他者又は他団体の立て看板等を撤去し、若しくは汚損し、又は故意にその情報が容易に見えない状態にしてはならない。」と定めており、学生自治会執行部による規則違反の立て看板の解体を除いた、いかなる破壊行為も禁じています。とりわけ、最初の立て看板破壊事案が起きて以降、「破壊用立て看」と書かれた立て看板が設置され、その立て看板に対する破壊行為も報告されています。しかし、規則にある通り、たとえ破壊可能と書かれている立て看板であっても破壊行為は許されていません。 

相次ぐ事案の発生を受け、学生自治会は立て看板破壊に対する抗議声明の発出及び掲示(こちらをご覧ください)、 破壊を受けた立て看板への破壊者に対する警告文の添付といった対応を取りましたが、破壊行為はその後も続いています。大の学生が立て看板を破壊することは設置者や破壊行為の目撃者に多大な恐怖をもたらします。また、破壊行為が常態化すれば学生の遵法意識が低下してキャンパスの雰囲気の悪化をもたらします。さらに、破壊を受けた立て看板設置団体が警察を導入すれば大学当局が治安維持を理由に学生の管理を強化しかねず、大学が息苦しい環境になる危険性があります。たとえ気に入らない内容の立て看板であったり、面白半分であったりしても、立て看板を破壊することは自らの首を絞めることにつながるのです。

立て看板は学生が意見を表明したり勧誘を行ったりするための重要な手段であり、東京大学の学生自治の象徴であると言っても過言ではありません。

立て看板は決して破壊してはならないとの認識を今一度徹底していただくようお願いします。

 

(なお、こちらは2022年10月31日の自治委員会で行った学生自治会広報局の報告を一部改変したものです。写真は全て広報局長・若原瞭の撮影によるものです)